羽化報告です。ラテラリスノコギリクワガタです。

画像003 027【ラテラリスノコギリ♂58mm】

【飼育種】
和名:ラテラリスノコギリクワガタ
産地:スラウェシ産
累代:CB

【羽化体長】
♂58mm

【使用したエサ】
くわマット

【使用した容器】
900ccブロー容器(径100mm×高さ145mm)

【えさ交換回数】
途中1回

【設定管理温度】
23~25℃前後

【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約7ヶ月(合計9ヶ月程度)

野外入荷個体として良く聞かれるラテラリスノコギリです。何度も飼育していたのですが、当日記に紹介するのは2回目?なんですね。もっとUPする機会はあったのですが・・・。ラテラリスちゃんごめんなさい・・・。

さて、幼虫飼育はとても容易な種です。菌糸、マットどちらでも大丈夫です。今回はくわマットで飼育しました。マット飼育だったせいか、羽化まで9ヶ月ほどかかりましたが、菌糸ならばもう少し早く羽化してきたと思います。

画像003 028

背中の模様が3色に分かれており、とてもキレイなクワガタです。このラテラリスは亜種も沢山あり、顎の形状なども異なったタイプも出る個体もありみたいで、とても興味深いですね。

産卵ですが、マット産みでも十分なのですが、あくまで私が飼育した場合なのですが、材を入れたほうが結果が出ています。以下のセット方法ですね。

img_20080801T161306828【斜めから見たセット完成図】

img_20080801T161308531【真上から見たセット完成図】

img_20080801T161310359【フタをして完全完了!】

【産卵に使用したマット】
くわマットもしくは完熟マット+少し柔らかめの材2本

【産卵に使用するケース】
クリーンケースM(W305×D195×H232)

【産卵管理温度】
20~22℃(若干低温気味)

【水分量(湿度)】
多からず少なからず

【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、実際のセットは材の大きさもありTの字でセットしました。これはどちらの方法でも構いません。)

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このような感じでセットを組みます。上手く産んでいれば、1ヶ月~1ヶ月半程度で幼虫を回収出来ます。小型でとてもキレイなクワガタです。

機会がありましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)

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